~~~[テレビ放送]!{2024第100回箱根駅伝生放送} 第100回箱根駅4ライブ2024年1月2日
箱根 駅伝 2024生放送 第100回東京箱根間往復大学駅伝競走ライブ 2024年1月2日
箱根駅伝2024丨往路の放送予定一覧!テレビ・ネット中継・ライブ配信
第100回箱根駅4ライブ
第100回箱根駅4ライブ
第100回東京箱根間往復大学駅伝競走が2024年1月2日と3日に開催される。ここでは箱根駅伝・往路のテレビ・ネット中継・ライブ配信の予定を紹
2024年大会で100回目を迎える正月の風物詩・箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)。ここでは2日に行われる往路のテレビ・ネット中継・ライブ配信の予定などを紹介する
正式名称は「東京箱根間往復大学駅伝競走」。出雲駅伝(出雲全日本大学選抜駅伝競走)、全日本大学駅伝(全日本大学駅伝対校選手権大会)と並び、大学三大駅伝の1つに数えられる。
関東学生陸上競技連盟主催で、例年は同連盟加盟校と関東学生連合の合計21チームが参加する。2023年度(2024年1月)開催の今回は第100回大会を数え、予選会には全国の大学が参加可能となった。本戦にはシード校10校、予選通過13校の合計23チームが出場。関東学生連合の編成は行わない。
明日号砲の第100回箱根駅伝。青学大・原晋監督は「200%の力発揮!」と気合十分も、能登半島地震で開催を危惧する声が続々
1月2日に号砲が鳴る第100回箱根駅伝。2年ぶり7度目の優勝を狙う青学大の原晋監督は1日に自身のX(旧ツイッター)を更新。「いよいよ明日箱根駅伝スタート。学生から頂いたお守りは200%の力発揮!」と綴り、学生が手作りした似顔絵入りの特別なお守りを投稿。打倒・駒澤大に向けて、気合いが入っている。
【画像】100回目を迎える記念大会に臨む青大・原晋監督「学生から頂いたお守りは200%の力発揮!」
だが、開催を危惧する声が挙がり始めている。1月1日午後4時10分ごろ、石川県能登地方で震度7強の地震が発生。のちに気象庁が午後6時過ぎに会見し、能登半島を震源とする今回の巨大地震を『令和6年能登半島地震』と命名。年末年始を故郷で過ごしたり帰省する人も多いなか、元旦の日本列島に大きな衝撃を与えた。
気象庁によると、2011年3月11日の東日本大震災以来となる大津波警報が発令。石川県のほかにも新潟、富山、福井など各県の沿岸部に津波警報が出され、その後も同地域には震度5前後の地震がいま現在も続いており、予断を許さない状況が続いている。
北陸出身ランナーのメンタルも心配される箱根駅伝。現状中止の発表はまだないものの、SNS上では「延期も仕方ない」という意見も寄せられており、異例な状況の中で100回目の記念大会は号砲の時を迎えようとしている。
第100回大会を迎える『箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)』が、今年も日本テレビ系で1月2日・3日(7:00~)に、両日約7時間にわたり生中継される。いまや正月三が日のテレビの定番で、前回の番組平均視聴率(ビデオリサーチ調べ・関東地区)は往路が個人16.7%・世帯27.5%、復路が個人17.9%・世帯29.6%というお化けコンテンツだが、日テレが中継を開始したのは1987年の第63回大会で、今年で38年目の放送だ。
【写真】日テレが最初に中継した1987年の中継マニュアル
様々な困難を乗り越えて実現したというテレビ中継には、どんな精神が受け継がれているのか。白熱のレースを放送する裏側では、何が起こっているのか。そして100回大会という節目にどのような姿勢で臨むのか。総合プロデューサーの日本テレビ・望月浩平氏に話を聞いた――。
『箱根駅伝』を放送するにあたり、往復200kmを超えるレースを全編生中継するという壮大な番組の企画書は、何度も突き返されたという。お正月という在宅率の高い時期に、2日間にわたる長時間の枠を関東の地方大会に使うことへの懸念に加え、電波環境にとっても難所である箱根の山を含む各所から事故なく映像を届けるための技術的なハードルが高かったのだ。
それでも初代プロデューサーの坂田信久氏や、総合演出の田中晃氏らの熱意が会社を動かし、技術的な課題もクリアして、1987年に一部中断がありながらも全編生中継を実施。世帯視聴率は往路18.0%/18.7%、復路14.1%/21.2%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)をマークし、3年目には完全生中継を実現させた。
望月氏は「当時の日本テレビは、88年にチョモランマの山頂から世界初の生中継をしていますし、本当にチャレンジ精神がある局だったんだと思います。これは本当に財産です」と、立ち上げた先人たちに感謝する。
そこから40年近くにわたり、『箱根駅伝』テレビ中継の歴史を積み重ねてきたが、最も意識しているのは、「箱根駅伝をテレビが変えてはいけない」ということ。
「先輩方から、“テレビが大事な学生スポーツを変えてはいけない”と本当によく言われました。正月の2日・3日に国道1号で200km以上ロードレースをやるなんて、今の時代に始めようとしてもできない。100年続いてきたからこそ大事に受け継がれていると思うんです。だからこそ、選手の皆さんが主役なので、選手の名前は全員呼ぶ、たすきリレーは全部伝えるといった精神が、変わらずあります。よく“今年新しく変わることはありますか?”と聞かれるのですが、技術が進歩して画面上の見た目やディテールが変わっても、そうした根っこの部分は変えてはいけないと思っています」
それを裏付ける資料として望月氏が見せてくれたのは、「第63回東京箱根間往復大学駅伝競走 駅伝放送手形」という116ページにも及ぶ分厚い冊子。毎年全スタッフに配布される中継マニュアルで、日テレが初めて手がけたテレビ中継の際の貴重なものだ。基本的なカメラの配置も現在とあまり変わらないそうで、「トップ選手だけでなく下位の選手もしっかり映すというのが書かれているんです」と、今に続く精神が盛り込まれている。
もう1つ、大切に保管されていたのは、放送の進行予定が秒単位で記された第63回大会中継の「Qシート」。手書きで作成されているが、「実はいまだに手書きなんです。パソコンで作るとどこが大事なポイントなのか分からないのですが、手書きだと筆圧でそれが伝わるので」と、こちらも最初の中継から引き継がれている。